PHOTOS Old Log -5 (遠征記5)


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Aug.16, 2009
I had visited Antalya of Turkey to take pictures of rare airlines. There is no good place to take a picture of airplane at Antalya airport. I think that only one exception is the hotel near the airport. You can take a picture of airplane approcing to RW18L there. Light condition is good for afternoon.

In this season, the using runway is 36R/L in morming and evening(night) and 18L/R in afternoon. Therefore good chance to take a picture is only in afternoon.

Anyway I could get many interesting airlines there. I uploaded photos taken at there.



Aug.2, 2009
A Japanese new airport, Shizuoka Airport (Strictly speaking Mt.Fuji Shizuoka Airport, airport code FSZ), opened on June.4. And a new airline, Fuji Dream Airlines (FDA), inaugurated flight operation July.23.

I visited the new airpot and took pictures. The airport is not a busy airport, however plane watching environment is good.

And I flied with the new airline. I don't think that the airline is profitable.



Aug.2, 2009
I went to Tivat (Montenegro, Airport Code: TIV). Tivat is famous for many visitors from Russia. Therefore it is a good place to watch many russian airlines at once, especially Saturday is good for it.

There are many places to take a picture of airplane. It is easy to access to the runway end and the ruway side. Especially RW14 end is a good place to watch airplane, see the following piture. But it depens on light condition, no-good on morning.

The small airport has only two turn table for baggage of arrival passengers.
But spots are full sometimes.
It is calm after all airplanes left.

I also visited Zurich Airport for the transit to Tivat, and took some photos there.



May.05, 2009
Photos taken at Kansai International Airport were added.
It includes Jeju Air B738, Shenzhen Airlines A320, Air Macau A321, China Southern A332, Air India A310 New Color and so on.



April.30, 2009
The era of EMB170/190 has come to Japan.
A photo of JAL EMB170 was added. And a photo of EMB170 of Fuji Dream Airlines that is a Japanese new airline was added.



Jan.18, 2009
I went to Innsbruck (Austria, Airport Code: INN). Innsbruck Airport is famous for chatered flights for skiers and beautiful backdrop.

I would have liked to take a picture of airplane with white mountain. But I was disappointed since mountains were not complete white. Snow was less than I expected.
Anyway I could take pictures with mountain backdrop.

Innsbruck Airport was a spotter friendly airport. There were many aviation enthusiast.

There are many points to watch airplanes around RW08 end. You need a stepladder to shoot a plane on the ground. But it is not needed to shoot approch and takeing off. And you can shoot without a stepladder on the bank of Inn river next to RW08 end.

Also there are many points around RW26 end. You can look for good places where you like.

There are many spotters on Saturday that is the busiest day in a week at Innsbruck.
And there are many people who are walking or running.
Spotters take a position where they like.
Bank at RW08 end.
It is a good place to shoot without a stepladder.
Contrails with blue sky and white mountain.
Watching sky is good to kill time while waiting an airplane.
Crossing contrails.
Also a big plane.



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リゾート遠征記5(2009年8月16日)
トルコのアンタリア(アンタルヤ? Antalya)に行ってきました。日本での知名度は高いとは言えませんがトルコの 有名リゾート地の一つで、ヨーロッパの他、ロシアからの飛来機が多いのが魅力です。

アンタリア
到着してみると見たことがない航空会社が多く、ツポレフやイリューシンらしいロシア機も駐機して いました。期待は高まるわけですが、これが困ったことに撮影ポイントが無い! 空港のターミナルには展望デッキなどは なく、ターミナルに入るにはセキュリティゲートを通らないといけないので簡単に出入りもできません。

空港沿いを歩いてみましたが、歩道から離陸を撮れるところはあっても、炎天下で日陰の無い所 にはいられません。車があれば日よけは出来ますが今回はレンタカーを借りていないし、あったところで止めて置けるような 道路でもないので役には立ちません(空港の周りを車でくまなく探し回れば撮影可能ポイントがあるかもしれませんが、 今回はそのような方法は考えていなかったし、期待もしていなかったので)。

いずれにしても、撮影ポイントが限られるのでホテル(RW18エンド付近にある)から撮影するしか ないというのは想定していたことなので、それほど問題ではないのですが、初日の午前中はRW36方向から上がっていた のでホテルからでは上がりきったところを撮れるくらいです(RW18使用であればアプローチをそこそこ撮れるはず ですが・・・)。結局、空港周辺を歩いて疲れたために部屋に戻って寝てしまいました。

15:00頃になって外に出てみると風向きも変わってRW18使用になっていました。想定どおり 到着機はRW18Lを使っていたので、いい感じに撮れるのではないかと思ったのですが、ホテルの周りの木に邪魔されて、 アプローチを見れる範囲が非常に限られていました。それでも、それなりの成果は得られました。19:00くらいには RW36使用に変わってしまったので、撮影は終了しました。

トラフィックは平均して5〜10分に1機くらいのペースですが、忙しくもなく暇すぎもしない といったところでしょうか。

2日目もやはり朝からRW36使用でした。しかも前日はRW36Lからかなり上がっていたのが、 この日はほとんどがRW36Rから上がっていました。RW36Lからであれば、まだ横が見えるのですが、RW36Rから 上がったのでは腹しか見えないし、逆光なので撮っても無駄なので部屋にいましたが、14:30ころにRW18に 変わっているのに気づいて19:30くらいまで撮影しました。コンドル、エアベルリン、ハンブルグ、などドイツからの チャーター便が多くて少し飽きてしまいましたが。

3日目も同じような条件でしたが、ホテルをチェックアウトして空港に行った後は撮影できるところは ないので暇でした。空港(国内線ターミナル)ではセキュリティエリア内から搭乗前に撮影可能でした(撮影はしません でしたが)。手前に駐機している機体は撮りにくいですが誘導路やRW18Rの飛行機は撮れます(午後は逆光)。

アンタリアへの道
アンタリアへはヨーロッパの各地からトルコの航空会社を中心にそれなりの便数があります。 今回の予定(SASの成田−コペンハーゲンを使う)で日程的にうまく接続できたのは、コペンハーゲン−イスタンブール− アンタリアをトルコ航空で飛ぶ方法でした(ヨーロッパに入いってからさらに2フライトするというのは結構面倒だったり もしますが)。

今回SASにした理由は、夏休み期間中でエコノミーのチケットが高くなっているので、プレミアム エコノミーにしてもたいして変わらないため、スターアライアンスでプレミアムエコノミーのある航空会社を選んだ というわけです。シンガポール航空のマイレージプログラムなのでバージンでもマイルは加算されますが、ロンドンまで 行ってからトルコに戻るのは、さすがにやめました。

これで去年乗ったVSと今回のSKのプレミアムエコノミー(SKではエコノミーエクストラという)の 比較が出来るわけですが、どちらもシェルタイプではないので、前の座席をリクライニングされると気になるところです。 ただし、今回のSKのフライトは最前方のシートだったので足元が広くて楽でした。また、VSではオットマン(足置き、 フットレストではない)が付いていなくてがっかりしましたが、SKには付いていたので良かったです。

成田でのチェックイン時に、荷物を最終目的地(アンタリア)まで送ってくれるように依頼したところ 手続きに長い時間とられました。SQで同じことをした時には簡単にできたのですが・・・いずれにしても、 コペンハーゲンでの乗り継ぎ時間は1時間20分なので、入国→荷物のピックアップ→チェックイン→出国→搭乗という 流れには余裕がないので、せめてイスタンブールまでは直接送ってもらわないと不都合だし、荷物のピックアップのため だけに、コペンハーゲンで入出国したくもありません(結局アンタリアまで送ってもらえました)。

成田出発は、定刻(11:40)にドアクローズしてタキシングを開始し、定刻11:30出発のSQの A380の後ろにつきました(オンボードカメラの映像で見える:真後ろから見るA380は変わった形をしてますね)。 SQのA380がのろのろ上がっていった後に離陸滑走を始めたものの全然スピードをあげずにしばらく走って誘導路に 入り、ゲートに戻ってしまいました。急病人を降ろすとのことでした。その後再度給油しているとのことでしたが、 少しタキシングしただけで再給油しなければならないないのでしょうか。搭載燃料がぎりぎりなのか?離陸時の重量 バランスなのか?何なのかわかりませんが。

結局、55分遅れで出発となりましたが、コペンハーゲンの乗り換え時間はもともと1時間20分 のため55分遅れると乗り継ぎ便のチェックインができなくなります。最終的に25分遅れまで回復できたのですが、 それでも十分な時間があるわけではないので急いで乗り継ぎエリアのTransfer Centerに行くと閉鎖中で、パスポート コントロールの外側のTransfer Centerに行けとの表示がされていて、余計な手間がかかるので、間に合わないかとも 思いましたが、行列ができている入国エリアに対して乗り継ぎエリアのパスポートコントロールはがらがらだったので、 すぐに外側のTransfer Centerに行くことができました。ただ、余計な入出国をしないために荷物を最終目的地まで 送っているのに、パスポートに余計なスタンプが増えてしまいました。入国時にうだうだと質問されなかったので 良かったですが。

Transfer Centerで無事にチェックインできたものの、渡された搭乗券を見ると、コペンハーゲン→ イスタンブールが6Eになっていました。予約時に4Dの指定をしていたはずなので、通路側の席に変えてくれるように 依頼したものの、もう出来ないと言われて、それで終わりになりました。Transfer Centerではトルコ航空の予約の 詳細まではわからないのかなんなのか知りませんが、窮屈な真ん中のシートに割り振られてしまったのは困ったものです。 1時間くらいのフライトならばまだしも3時間のフライトでは苦痛です。
さらに、搭乗券は航空会社のものではなく面白味のない白いだけのものだし(各社に対応するため 仕方ないことですが)、マイルカードを出しても加算しないし、Transfer Centerでチェックインしてもろくなことが ありません。

そんなこんなでやっとチェックインに間に合ったのですが、肝心の搭乗便は35分遅れの表示に なっているし、ゲートに行ってみると、行き先がテヘランのイランエアーがゲートに付いているし・・・しばらくして やっとTKのイスタンブール行きの表示になったものの、飛行機がイスタンブールから到着したばかりでした。こんな ことなので、さらに20分遅れて、合計55分遅れの出発になりました。次の乗り継ぎ便までは2時間半の余裕があった ので1時間程度の遅れでは大勢に影響はありませんでしたが。

乗ってみるとて、B738だと思っていた機材がA320だったので、予約時に指定した座席は 機材変更で無効になっていたのだとわかりました。それでも、真ん中の席に割り振られたのは不本意なのですが、 乗機してしばらくすると、「そこは私の席ですが」という人が来て、その人の搭乗券も6Eになっていました。 Transfer Centerで6Eの座席にダブルブッキングしてくれたようです。迷惑な話ですが、おかげで隣が空いている窓側の 席に移動できたので、3時間のフライトを苦痛で過ごさずに済みました。しかも、主翼付け根の非常用ドアの部分だった ため足元に余裕があって良かったです。

イスタンブール→アンタリアは問題なくいきましたがドアクローズするまでは、ダブルブッキング されてないか心配でした(問題なかったですが)。乗機のA321のシートピッチはつまっていて、先に乗ったA320の 足元が広かっただけに、いっそう狭く感じました。

アンタリア(国内線)では搭乗ゲートがないようで、降機後バスで移動でしたが、荷物の預け方か何かの 都合で降りる場所が違うようで皆混乱していました。バッゲージタグを見せるように言われたので見せると、ここで降りろ と言われて荷物の出てくるターンテーブルのところに着けました。

とんだ長旅でした。

帰路は、アンタリア→イスタンブール、イスタンブール→コペンハーゲンともTKのB738でした。 コペンハーゲン→東京は当然SKのA343ですが、これがまた意外な展開になっていました。前日の夜にホテルで インターネットを使わせてもらい(有料)、チェックインしようとして予約番号と名字を入力してもなにも表示されません でした。このホテルのパソコンの設定ではうまく動作しないのではなどとあきらめて、コペンハーゲンに着いてから 自動チェックイン機で入力したところ、係の人に聞いて下さいのメッセージがでて、これも駄目でした。

しかたなく通常チェックインの列に並んでチェックインしました。席は窓側と通路側のどちらが良い かと聞かれたので、14D(エコノミーエクストラ)で予約しているというと、ビジネスクラスにアップグレードされている のでシートの指定はまだ無いとのことでした。理由はわかりませんが、アップグレードしてくれるのであれば好都合なので、 あえて理由をこまかく聞くこともなく、通路側を指定してチェックインしました。

このアップグレードの関係でwebチェックインやセルフチェックインができなかったのかもしれ ませんが、詳細はわかりません。アップグレードの理由を知りたい気もしますが、これだけ飛行機に乗っていれば、 そういうこともあるだろうし、往路のフライトで獲得マイルがゴールドメンバーになるための条件に達したご祝儀だと 思うことにしました。

その他
TKは時間にルーズですね。4フライトして、定刻出発はひとつもありませんでした。 1時間程度の国内線は往復とも15分ディレイ、あとは1時間ディレイ、30分ディレイです。スターアライアンスの 均質なクオリティがこれで良いのでしょうか。帰路便のSKが定刻ちょうどにプッシュバックをはじめたのとは、 あまりに対照的でした。

さらに、トルコ人は乗機/降機時にはわれさきにと殺到するし、列に横入りするのも普通だし、 秩序がないですね。どこの国でも同様のことはありますが、トルコは目立った気がします。
おまけでトルコの金について一言。ある程度の金額(数千円以上)をトルコリラに両替すると 100/50/20リラの札を渡されますが、どこの店でもこれらの札はいやがられてつり銭がないと言われます。 使えたとしてもいやな顔をされます。たいていはちょっとした雑貨を買うくらいだから高額紙幣がそんなに必要ないのは あたりまえで、そんなに高額紙幣(といっても20リラで1300円くらいですが)がいやなら、市中に流通させるなと 言いたいですね。使い込んでこまかくなっているユーロの小銭を使うほうが便利です。

飛行機趣味的な話に戻すと、往路は時間的余裕もなく、夜間だったりしたので乗り継ぎ地での撮影は しませんでしたが、復路は多少の余裕があったので撮影するつもりでした。イスタンブールでは初めて見るような 航空会社がいっぱいいたのですが、遠くだったり、前に駐機があったりして十分には撮れませんでした。

コペンハーゲンでは、撮りたいと思うような飛行機がなかったし、せっかくのビジネスクラスなので SASのラウンジに行くことにしました。SASの「ビジネスラウンジ」というラウンジに入ったのですが提供される 食べ物がたいしたことはなく期待はずれでした(この他に上級のスカンジナビアンラウンジというのがあるので、そちらは どうかわかりませんが)。アジア系の充実したラウンジになじみのある身としては非常にものたりませんでした。

搭乗のためにラウンジから出てくると、全身濃赤色のグリーンランドエアーのA330?が出て行く ところでした。不覚にも撮り逃してしまったわけです。ラウンジに行っていなければ、あと5分早くラウンジから出て くればなどと思っても後の祭りでした。

最後に、トルコは撮影環境が良いとは言えないし、あまり行きたいとも思わない国ですが、珍しい 航空会社が多いのが魅力です。もう一度くらいは行ってみる必要がありそうでした。



静岡空港遠征&FDA搭乗記(2009年8月2日)
7月23日に営業を開始したばかりのフジドリームエアラインズ(FDA)に乗りに6月4日に開港した ばかりの静岡空港(正確には富士山静岡空港)行ってきました。
搭乗便は一番近い静岡→小松にしました(往復するまでもないので片道にしました)。予約したのは夕方の便 でしたが、午前中から行って静岡空港での撮影もしてきました。

静岡空港
行きは新幹線で静岡に行って、そこからバスで1時間弱かけて静岡空港にいきました。朝のうち降っていた 雨もあがってなんとか撮影できる状態になったので、良かったです。

ターミナル内は見物客が多くて展望デッキでゆっくり撮影できるような状態ではなく、ガラスごしでそんなに 良くもないので、ターミナル外の展望台にいきました。ターミナル西側の展望台はかなり人がいましたが、東側の展望台は そんなに人が多くもなく落ち着いて撮影できました。人の多い少ないということを抜きにしても東側のほうが良さそうです。 西側の展望台はRW12使用時は良いでしょうが、RW30使用時は断然東側の展望台です。

静岡に空港が必要なのかと言われながら作った空港ですが、読みが甘いのか、霧が発生しやすい場所に 作ったおかげで、霧のためにたびたび欠航、遅延が発生しています。私が行った時も欠航や遅延がありました(九州地方の大雨の 影響もありますが)。まだILSが装備されていないので有視界飛行しかできないため仕方ないと言われていますが、 ILSが使用されるようになったところで濃霧になれば着陸できないのに・・・空港としてどうかとも思いますが、 飛行機を見る環境は良いので、とりあえず良いとしておきます。

FDA
搭乗機は水色の2号機(JA02FJ)で、まだ「新車のにおい」がする機内は快適でした。しかも搭乗率は30%程度で 余裕のフライトでした。就航3日目なのにこんな数字で良いのでしょうか・・・今後が危ぶまれます。しかも、J−Airでは 客室乗務員が2人のEMB170に、FDAでは3人態勢でした(最初のうちだけかもしれませんが)。これでは飛ぶたびに 赤字を垂れ流すようなものです。客室乗務員の愛想もいまいちでしたし、先が明るいとはとうてい言えません。

なお、小松からはJALのB773で羽田に戻ってきました。



リゾート遠征記4(2009年8月2日)
モンテネグロのティバット(Tivat)に行ってきました。

ティバット
モンテネグロやましてティバットなどは、日本ではあまり知られていませんが中欧/東欧のリゾート地で、 ロシアからの来訪者が多いためティバットの空港はロシア機天国です。といっても、現在ではロシアの航空会社もエアバスや ボーイングの機材を使用しているためロシア製の飛行機は、もうほとんど見ることはできません。 今回はモスコビア(Moscovia)のTu154を見れただけでした。新鋭機であれば、トランスアエロのTu214が来ていました。

そもそもティバットが何故航空ファンの間で有名なのかといえば、クラスエアー(Kras Air)の Il86が滑走路いっぱいで離陸してランウェイエンドの見物客のすぐ上を飛んでいくという光景が見られたためです (ネット上に写真や動画が出回っています)が、それも2年くらい前までだったようです。今ではこれはというような特徴的な 光景はありません。それでもランウェイのすぐそばでロシアのいろいろな航空会社を見られるのは魅力です。

今回は一日だけの撮影でしたがロシアの航空会社が多い土曜日をねらって行ったのでそれなりに満足 できる成果でした。また、ほぼ一日ねばっていましたが、写真を撮るなとか立退けとか言われることもなく問題ありませんでした。 撮影もいろいろな場所からいろいろな角度で出来ました。機材がA320やB737になってしまったために離陸が早くなってしまい、 ランウェイエンドから離陸機の正面をとるのは難しくなっているし(長い望遠レンズが必要)、絵的にはたいしたこともないような 感じでしたが、午後になって太陽を背にして撮影できるようになってからは山を背景に離陸するところをいい感じで撮ることが できました。

一日いれば十分な程度の空港ではありますが、さすがにどこかの都市から日帰りというわけにもいかないので 泊まるところは必要です。ティバットの空港の近くにはホテルがないので、空港から車で10分くらいのところにあるコトール(Kotor) という世界遺産の街のホテルに泊っての撮影となりました。コトールは観光客が多い割にホテルが少ないので、そこが取れない場合は、 車で20〜30分走らないとまともなホテルはないようです。ちなみにティバットの近隣の町はどこもリゾート地です。

到着客の荷物用のターンテーブルが2台しかない小さな空港ですが、スポットがいっぱいになります。
飛行機がすべて出払った後はのどかな空港になります。

ティバットへの道
ティバットへ行くにはロンドン、フランクフルト、パリなどからモンテネグロ航空(Montenegro Airlines)の 直行便がありますが、なかでもティバット−チューリッヒ間はデイリー運航なので、この便を利用しました。 搭乗便(YM251、YM250)はフォッカー100での運航でしたが、もともと狭いうえに、おんぼろの機体で、シートは もたれただけで「リクライニング」してしまうし、肘掛から出したテーブールは元に戻らなくなるし、乗り心地が良いとは 言えませんでした。

チューリッヒまでは成田からシンガポール経由にしました。マイルを稼ぐためと期限切れになるマイルを使って エコノミーをビジネスクラスにアップグレードしようと思っていたのですが・・・アップグレード可能な高めのチケットを買ったものの アップグレードしようとしたら、アップグレード対象シートはもうないとの表示。わざわざ高いチケットを買ったのにアップグレード できないとは・・・予約確定の前にアップグレード枠がまだあるか確認できないから、このようなことが起きるわけで、 さっそくシンガポール航空にメールで不満を伝えました(今後改善されるかどうかはわかりませんが)。
紆余曲折の後、往路のみはアップグレードできましたが、本来アップグレードしたかった復路は アップグレードできませんでした。今後は、アップグレードもウエイトリストへの登録もしないようにしようかと思っています。

あにはともあれ、チケットの取得からケチがついた今回の遠征は終始ケチがつきっぱなしでした(いろいろと)。

チューリッヒ
往路のチューリッヒでの乗り換えでは半日ちょっとの時間があったので、撮影をしてきました。 チューリッヒに着いた時はあいにくの雨でしたが、最初に行ったParking6は屋根があるので濡れずに済みました(カメラを 外に向けると雨がかかりますが)。ここはRW28エンドの横なので到着機の着陸シーンを期待したのですが離陸に使われて いました。主にヨーロッパ域内の小型機(A320/B737以下の機体)の離陸で、大型機などは、RW16からの離陸で、 RW14が着陸用でした。

Parking6で数時間ねばった後はParking3に移動しました。ここではRW16からの離陸機狙いです。 小型機を撮るには少し距離がありますが、大型機であれば問題はありません。ここで、スイスのA340とA330を何機か 撮って戻りました。

それにしてもRW16からの離陸機はランウェイに入ってもなかなか動き出さないので困ります。 離陸時の後方乱気流がRW14の着陸機に影響を及ぼすことを考慮しているらしく、到着機がある間は離陸しません。 ランウェイに入ってから5分くらい離陸しないなんてこともあります。あと1機撮って引き上げようと思っても、 そのあと1機がなかなか離陸しないのでは・・・

なお、チューリッヒを出発する時には、RW28が着陸になっていて、搭乗機のモンテネグロ航空のF100は RW32から離陸しました。もっと早く変わっていれば、Parking6で着陸を撮れたのに・・・



CRJ搭乗記(2009年5月24日)
IBEXにまだ乗ったことがなかったため、乗りに行ってきました。 わざわざ新幹線で仙台まで行って、そこから伊丹に飛びました。機材はもちろんCRJでCRJ200(JA04RJ) でした。CRJの乗り心地は悪くはなかったものの室内は多少音がうるさかったようにも思いました。 あとCRJの欠点といえばボーディングブリッジにつけられないところでしょうか。

伊丹からは直通バスで関西空港に行き、そこからJ−AirのCRJ200(JA204J)で 福岡に飛びました。先日小牧から福岡にJ−AirのEMB170で飛んだばかりですが、CRJにも乗ってみようと 思っていたので、IBEXとJ−AirのCRJの連続搭乗になりました。

福岡から羽田はANAにしました。期間限定で国際線機材らしいB772が使われていたので 決めました。国内線のB777は3−4−3の窮屈なシート配置になってしまったので、乗りたくはない のですが、3−3−3配置の国際線機材であれば久しぶりにANAのB777に乗ってみようと思い、楽しみにして いました。ところが、チェックインで表示されたシートが予約したシートと違っていて、良く見ると2−3−2の シート配置で機材はB767−300ERとなっているではないですか・・・ショック。どこか良いシートに 変えようと探してみると、前方で2−2−2のシート配置のところに空きがあるのを見つけました。 これはと思って、そこを指定して乗ると、予想通りビジネスクラスシートでした。B763になってしまったのは 残念でしたが、ビジネスクラスシートに座れたので良します。



関西遠征(2009年5月5日)
今年最初の関西遠征に行ってきました。 今回の目的は、チェジュエア、深せん航空、エアマカオだったのですが、珍しくすべて撮影できました。 想定外だったのは、エアマカオが2005年東アジア大会の特別塗装機(まだ飛んでいるのか!)だった ことですが、仕方ないので通常塗装は次回に期待するとします。
あとは、中国南方のA332やエアインディアA310のニューカラーあたりが収穫でした。



エンブラエル搭乗記(2009年4月30日)
JAL(J−Air)のエンブラエル170に乗りに行ってきました。 名古屋(小牧)→福岡の1区間だけ1時間程度のフライトでしたが、なかなか快適でした。 リージョナルジェットでありながらB737やA320に近い感じが良かったです。 オーバーストウエッジ(上の物入れ)もダッシュ8のように小さすぎて荷物が入らないということは とりあえずありませんでした(B737やA320ほどは大きくはないですが)。

想定外だったのは、小牧でEMB170の写真を撮ろうと思っていたのですが、 名古屋空港時代のような展望デッキがなかったため撮影できせんでした。 かろうじて福岡で撮影できたので、乗りに行きながら撮影できなかったとういう最悪の事態は避けられましたが、 少し残念でした。

もうひとつ想定外だったのは、小牧にフジドリームエアラインのEMB170がいたことでした。 当面は撮影できないと思っていたFDAのEMB170をフェンス越しではありますが、撮影できました。 こちらは、うれしい誤算でした。



リゾート遠征記3(2009年1月18日)
オーストリアのインスブルックに行ってきました。インスブルックといえば スキーリゾートなので、スキー客を乗せた飛行機がよく飛来する空港です。また、景色が良いことでも 有名です。

インスブルックへの道
普通に考えるとオーストリア航空でウィーン経由でいくところですが、良い条件の チケットが無かったのとOSのB772は3−4−3のシート配置なのでやめました。
B777を3−4−3で使用する航空会社は多くなってきていますが、本来の 3−3−3配置なら快適なB777が窮屈になってしまうので良くないですね。以前はTGくらい のような気もしましたが、今ではAF(B773)、OS、JALとANAの国内線などが3−4−3 になっています。国内線ですら3−4−3配置には乗りたくないのに国際線ではなおさらです。 航空会社の利益のためとはいえ、ただでさえ人間の乗り物とは思えないようなエコノミークラスを そこまでしなくてもいいだろうと言いたくなります。

話をもとに戻して、OS以外の方法はルフトハンザでフランクフルト経由という 方法がありますが、チケットが75000円でサーチャージ等諸費用が75000円とうのもどうか と思い、もう一つのスターアライアンスメンバーのスイスにしました(今回はマイル獲得のため スターアライアンスしか考えていませんでした)。
LXだと成田→チューリッヒなので、チューリッヒからインスブルックまで 電車で行くのも良いかなと思いましたが、マイルを貯めるためにウィーンまでLXで行って、 そこからOSでインスブルックに飛ぶことにしました。手間と時間はかかりますが、それでも LHより安かったと思います。

成田からインスブルックまでは、その日うちに着けるので、1日3フライト となります。帰りは機中1泊になりますが、連続3フライトに変わりはありません。

LXの成田線は言わずとしれたA343で、久しぶりにA340のエコノミーに 乗りましたが、こんなにシートが狭かったのかというくらいでした。これでは、B777の 3−4−3配置とたいして変わらないようにも思いました。
あとは、ZRH→VIEがLXのA321、VIE→INNがOSのA321、 INN→VIEがOS(VO)のQ400、VIE→ZRHがLXのA320でした。
OSのA321はシートピッチが狭くなっていました。今回はすいていたので 良かったですが、満席だと圧迫感がありそうでした。

今回はそれぞれの乗り継ぎ時間が長くはないことと、外が暗い時間帯だったり したため、チューリッヒとウィーンでは撮影しませんでしたが、TAROMとかJATは撮りたかった ところでした。

インスブルックにて
インスブルックには3泊して丸2日(土曜、日曜)撮影にあてました。 土曜日はそこそこ撮れましたが、日曜はたいしてトラフィックがなく、撮影ポイントの選択が裏目に でるなど、期待はずれでした。それでも、インスブルックは、背景がきれいで、スポッターフレンドリーな 空港でした。

撮影ポイントはいろいろありますが、まずはターミナルの展望デッキ。屋根つきの オープンエアーでエプロンや滑走路上の飛行機を撮影できます。終日順光なので良い撮影ポイントです。 ただし、陽があたらないので寒いです。
なお、ターミナルは思った以上に小さく、出発便が重なると人があふれかえるような 状況でした。店もそんなに多くはなく、展望デッキ前のカフェレストランとパン屋と土産物屋くらいです。

展望デッキも良いですが、やはり空港周辺に足を運んだほうが、良い絵が撮れます。 RW08沿いに歩いて行けば、どこでも撮影可能です。タキシング中の飛行機を撮るには脚立が必要 ですが、ランウェイエンドの土手まで行けばフェンスをなんとかクリアできます。
RW08使用であれば、離陸機がポジションにつくところを、いろいろな角度から 撮影可能で、着陸機はアプローチからランディングまでを横からも撮れるし、コースの真下に入って 撮ることもできます。
RW26使用だと、離陸機を山をバックにして撮ることができますが、もう少し ターミナル側に移動したほうが良い位置といえそうです。
土手までは徒歩で15〜20分といったところです(車は不要)。

RW26エンドにも徒歩で行けて撮影できるポイントがあります。撮影ポイントを 探してさらに移動すれば、進入コースの真下に入って撮れるポイントもあれば、山をバックに アプローチ機を横から撮れるポイントもあります。

インスブルックで飛来機が一番多い土曜日は、右も左も飛行機ウォッチャー。
ウォーキングやジョギングをしている人も多い。
「カメラを持った人がたくさんいるが、今日は特別なイベントか何かがあるのか」 と散歩中の人に聞かれることが2回あった。これが普通なんです。
各自好みのポイントでウォッチング。
RW08エンドの土手。
ここならば、脚立がなくてもフェンスをクリアできる。
左側にある川の氾濫防止工事中のため今後の状況は変化する可能性があるものの、 良好な撮影ポイントであることは変わりなさそう。

いろいろな撮影ができるインスブルックですが、今回の撮影の目的は、雪山を バックに飛行機を撮ることだけだったので、どこかの航空会社を狙うということはなく、ただひたすら アプローチか離陸を待つという状況でした(おかげで、OSのユーロ特別塗装機などを撮り逃してしまい ましたが)。にもかかわらず、思ったほど雪が積っていなくて、期待どおりにはいかず残念でしたが、 限られた条件のなかで希望に近い写真を何枚か撮ることができました。
完全に白い山を期待するなら3月くらいに行った方が良かったのかもしれません。

結果として、インスブルックは悪くはなかったですが、今回は最初から最後まで 体調不良に悩まされて、へろへろになって帰ってきました。さらに、低温と乾燥で肌はガサガサです。

インスブルック空港の往来が少なくても、上空はヨーロッパを行きかう飛行機が多い。
気象条件のためか、みな見事な飛行機雲を残して飛んでいく。
澄んだ青い空(写真ではきれいに再現できていない)と白い飛行機雲、さらに白い山が あれば絵になる。
これを見ているだけで暇つぶしができる。
こんな交差もある。
飛行機の飛行高度は違います・・・念のため。
大型機だって飛んでます。

ところで、成田の到着はRW34Lだと思っていましたが、RW34Rに降りました。 LXが34Rに降りるとは・・・しばらく(数カ月ですが)成田に行かなかったうちに運用が変わったのでしょうか。

最後に、毎度不愉快の税関ですが、今回は入出国が簡単なEUだったので、問題は 成田帰国時のみになりました。こちらから「かばんを開けましょうか」といったら、そのままパスポートを 返されてしまったので、それで終ってしまいました。



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