PHOTOS Old Log -10 (遠征記10)


Back to PHOTOS page 日本語遠征記


May.18, 2013
AirAsia A320 (9M-AQL) came to Haneda several times in recent days for AirAsia X flight 522/523 that is normally operated with A330-300. Then I went to Haneda to take a picture of it.

But actually I saw A330-300(9M-XXI) instead of A320(9M-AQL). 9M-XXI is a newly delivered plane. It seems that the registration has been set in error.

not 9M-AQL but 9M-XXI
AirAsia X A330-300



May.07, 2013
JAL Happiness Express No.3 that is a B737-800 operated by JAL Express appeared. Total 4 B737-800s will be adorned with JAL Happiness Express color. A design of No.3 is different from a design of No.1/No.2. No.1 and No.2 are B777-200s.

Close-up of the painting
Same design for both sides



Apr.30, 2013
Photos taken at Haneda/Narita were added.

American B777-200ER with the new color came to Haneda at last. This B772 was not N776AN but N782AN.

AA new color at Haneda
The first visit?
Not N776AN But N782AN
There is no picture of N782AN on the web for now.
The construction was completed
Wire-type fence was set up at the center area of the observation deck of the International Terminal.
@Haneda

There were many airplanes of which I had not yet taken a picture at Narita since I had not gone to there for a year. But some of them were taken yesterday.

View at Museum of Aeronautical Sciences
Shooting condition became better as a result of extension of RW34L
@Narita



Apr.06, 2013
JAL Happiness Express that commemorates 30th anniversary of Tokyo Disney Resort entered service on March.29. Only one B777-200 has been operated as JAL Happiness Express currently. But six planes, B7772x2 and B738x4, will be introduced ultimately.

Still under construction
Renovation work of observation deck was scheduled to complete on Mar.30.

A plane for SQ636/635 changed from B777-200ER to A330-300 for this summer schedule. But B772ER came to Haneda for SQ636/635 instead of A333 today.
SQ636/635 will be operated with B772ER on April.6,13,20.

SQ B772ER with golden light of the rising sun
This is not today but the end of March.



Mar.26, 2013
A photo of Solaseed Air B737-800 "KumamonGO!" was added. Kumamon is a popular character for promoting Kumamoto Prefecture.

And there are a few promotion logos on Solaseed Air B737-800s.

Kumamon
Promotion of Miyazaki Prefecture
Promotion of Aya Town
UNESCO Aya Biosphere Reserve



Mar.13, 2013
Two Delta A330-300s came to Haneda. These are charterd planes for WBC, World Baseball Classic. One for Japanese team and the other is for Dutch team. Both teams played a game in Japan and went to USA that night.

DL A333 is a rare visitor at Haneda where a scheduled flight has been operated with A332.

Two DL A333s
Front plane for Japanese team
Behind one for Dutch team



Mar.04, 2013
Thai Airways has used B777-300ER for TG660/661 that flies between Bangkok and Haneda. But it was B777-200ER last night. I don't know why. Anyway I could take a picture of it.

TG660/661 will be operated with B747-400 from June.

A part of the observation deck has been under construction until Mar.30



Jan.29, 2013
I am very uncomfortable that I read Reuters's article "Japan Eased Safety Standards For 787 Rollout". And I feel angry that this kind of ridiculous article was distributed by many news agencies.

This article seemes to be written based on an article written in a newspaper of the Japanese communist party. Even though the article of the Japanese communist party just blamed the government, Reuters made up a story as if it were a scandal involving the goverment, airlines and many companies. But prudent aviation fans like you are sure to know that the article is senseless.

B787 was certifined by FAA independently of Japanese safty standards. A current situation of B787 is completely unrelated to the Japanese standards. Above all, the Japanese standards that are mentioned are operation standards in Japan. It doesn't influence airworthiness standards of FAA. The authers don't have understanding of safty standards, otherwise they have the intention of misleading.

A single licence endorsement for B777 and B787 is normal all over the world. It is nonesense to balme the Japanese standard for this.

ETOPS180 is normal for modern aircraft and it is crtified by FAA. There is no room for restristictions by the Japanese standard.

It is common to change rules for circumstance, and it is not uncommon to omit checks between domestic flights.

Everyone know such things. Nevertheless, such airticle is distributed as if it were problematic. I can't help but feel malicious intention of writers/distributors.



Jan.16, 2013
TG660 that flies between Bangkok and Haneda has been operated with B777-300ER. But it was B747-400 last night. I don't know why.

Then I went to Haneda to take a picture of TG B744 even thought it was a day after heavy snow. And I was very very disappointed since the observation deck had been closed for freeze. I couldn't take a picture from the observation deck. But I took some worthless pictures from the inside of the airport building.

TG B744 taken from the inside of the airport building
It is difficult to distinguish aircraft type in this picture, but it is B744 without doubt.
(There is a different photo at the photo gallery.)



Jan.12, 2013
I could take a picture of Singapore Airlines A380 at Haneda even though SQ A380 has not come to Haneda as a regular flight. Because SQ1 that was a flight from San Francisco to Singapore via Hong Kong diverted to Haneda. I don't know why it did so.

SQ1 had been operated with B777-300ER until the end of last year and has been operated with A380 since the beginning of this year.

Flight route of the SQ1 that diverted to Haneda

This map was drawn from FlightAware.

SQ1 had finished push back when I arrived at an observation deck. But fortunately there were enough time to take a picture. It was lucky for me that I could take a picture despite sudden late-night diversion.

Some kind of luggage work after push back
Maybe this work gave me time for shooting.




Old Log -1 Old Log -2 Old Log -3 Old Log -4 Old Log -5
Old Log -6 Old Log -7 Old Log -8 Old Log -9 Top of this page
Old Log -11 Old Log -12 Back to PHOTOS



羽田空港(2013年5月18日)

前回の記事でエアアジアX(D7)の羽田便がエアアジアのA320で運航されていたようだと書きましたが、 17日も来たので撮りに行くことにしました。今月に入って3回目で、すべて9M−AQLです。

ところが、23:00過ぎに到着したD7522便はD7のA330−300(9M−XXI)でした。 どおってことはない機体番号の設定が間違っていたようです。 実はこのA333は4月23日に受領されたばかりの新しい機体です。 最初に機体番号の設定を間違えて、そのまま羽田に来るようになったので 最近になって9M−AQL(エアアジアのA320)が来るようになった(ように見えた)というのが真実のようです。

9M−AQLの正体は9M−XXI
エアアジアXのA330−300

とんだ無駄足だったわけで、なんの収穫もなかったのですが、 JTAのレトロカラー(南西航空カラー)が来ていたので遠めながら見ることができました。 朝までいれば撮影できたでしょうが帰ってきました。

ところで、まったく関係のない話ですが、乃木坂46に飛行機好きの子が2期生として加入しました。 どの程度のオタク度かはまだ分かりませんが、将来の夢は乃木坂の特別塗装機が飛び回ることとはすばらしいではないですか。 ぜひとも乃木坂ジェットを実現させてもらいたいものです。

飛行機関係でアイドルといえばPASSPO☆ですが、メンバーが飛行機好きというわけではないので、 正真正銘の飛行機好きのアイドルがいたらおもしろそうですよね。 握手会で飛行機オタクが列をなすなんてことが起こるのでしょうか。



羽田空港(2013年5月7日)

6日のミャンマー国際航空の帰国便を撮りに成田に行くことはできませんでしたが、 羽田でJALハピネスエクスプレスの3号機を撮ってきました。 3号機はB737なので、1号機/2号機のB777とはさすがに絵柄が違いました。 なお、機体(JA339J)はJEX(JALエクスプレス)の運用機です。

この日はJTAのジンベイザメ塗装機もいましたが、第1ターミナル(T1)の展望デッキが開くのが6:30なのに対して 3号機は6:30発、ジンベイは6:25発という条件の悪さでした。それでもどちらも撮ることができて良かったです。 特に3号機はこの後は地方回りで羽田には戻ってこないので撮れて良かったです。 ジンベイは昼過ぎに石垣から戻ってきました。

絵の部分のクローズアップ
左右で絵柄は同じ

1、2号機も3号機もクローズアップで写さないと見難い(掲載写真のサイズが小さいので仕方ない)

実は、この日に羽田に行こうと思ったのは、 前夜のデルタ(DL)のDL637便が2時間くらい遅れて来たおかげで 使用ゲートが109番ゲ−ト(111番ゲートと並ぶエースポジション:飛行機ファン的に)になり 撮影に好条件なので撮りに行くことにしたからでした。 そのまま朝まで残って、久しぶりに羽田に来ている大韓航空(KE)のA330−300(KE719/720便は ゴールデンウイーク中はA332/A333だった)を撮ってと思っていたら JALハピネスエクスプレスの3号機に気がついた次第でした。

ところで、エアアジアX(D7)のD7522/523便は言うまでもなくA330−300ですが、 先日はエアアジアのA320で来ていました(撮りには行けませんでしたが)。機材トラブルでもあったのでしょうか。 それにしてもA320で来れてしまうとは、たいして人が乗っていないということですね。 A320で満席でもA333の半分くらいですから普段の搭乗率も50%くらいなのでしょうか。 それとも、たまたま少なかっただけでしょうか(ゴールデンウイーク中なのですが)。 ・・・驚愕の事実は5月18日の記事参照。



羽田空港/成田空港(2013年4月30日)

羽田と成田に行ってきました。成田はぜんぜん行っていなかったので1年ぶりです。

まずは羽田ですが、大韓航空(KE)のA330−200の特別塗装機が来ていたので、 JALハピネスエクスプレスの2号機を撮るのも兼ねて出かけてきました。 そして行ってみたらアメリカン(AA)のニューカラー(新塗装機)が来ているではないですか。 AAのニューカラーのB777−200ERといえばN776ANなので、羽田に来たら撮りに行こうと思って ずっとチェックしていたのですが、この日はN782ANだったため気にも留めていなかったら何とニューカラーでした。 いつのまにかニューカラー機が増えていたのですね。ネットに写真が出ていなかったのでノーマークでした。 これが羽田初飛来でしょうか? ちなみに成田にはすでにN776ANが来ています。 N775ANもニューカラーになっていて成田に来ているようです。

KEのA332(KE720便)は6:10出発なので国際線ターミナルで撮るしかないので、 なるべく逆光の影響を受けないような限られた角度でしか撮れないうえ 手前のゲートのANAのB772が邪魔で満足には撮れませんでした。

AAは6:55出発なので第1ターミナル(T1)から撮れますが、KEのA332を撮ったついでに国際線ターミナルで撮ることにしました。 やはり逆光は問題なわけですが、なんとかなるかなと思っていたら予想以上に角度が悪く、 しかも撮ろうとしたタイミングでANAのB772が動いた(動きやがった!)おかげで狙っていた角度は撮り損なうし、 T1に移動しておけば良かったです。

AAニューカラーの羽田初飛来?
N782AN! N776ANではない!
N782ANの写真はネットにはまだでていないらしい

AAを撮った後はJALハピネスエクスプレスの2号機を撮るつもりでT1に移動しました。 2号機もB777−200ですが、絵柄が違うのかなと思って撮りに行ったのですが、 JALのホームページで確認した8:20発のJL305便は1号機と同じ絵柄だったのでがっかりでした。 ここであきらめて帰ってきたのですが、後でレジを確認するとJA8985ではないですか。これは1号機ですよ。 JALのホームページの情報では2号機と書いてあったのに・・・ ということは1号機として書かれていた6:25発のJL301便が2号機だったということになりそうです。 なんだよ2号機の絵柄が確認できなかったじゃないか・・・と思ったら、 早朝の国際線ターミナルからT1を撮っていたので2号機(JA772J)が写っていました。 絵柄は1号機と同じでした。ちなみに、5月就航予定のB737は違う絵柄になると思われますが・・・

国際線ターミナルの展望デッキの工事は終了
おなじみのワイヤータイプになったのでカメラ穴の制約はなくなった(中央部分だけ)。

次に成田ですが、エジプト航空(MS)のB777−300ERが5月からB777−200ERに替わるので その前に撮りに行ってきました。本当は、ミャンマー国際航空(MAI)のチャーター便が来る5月1日に行って 一石二鳥を狙うつもりでしたが、5月1日は天気が悪そうなのであきらめて29日にしました (実際は天気は問題なかったじゃないか!予報を無視して1日にしておけば良かった)。 MAIの帰国便が6日に来ますが撮りには行かないでしょう。 撮り損なうのは残念ですが、冬スケジュールから成田に定期便乗り入れ開始のうわさもあるので、それに期待します。

結局MSのB773ERは撮れませんでした。タイ(TG)のA380の上がりとエミレーツ(EK)の降りを撮るつもりで さくらの山(RW16R側)にいたらMSはRW16Lに降りてしまいました。 アプローチに入ってすぐならば移動すれば間に合いますが、EKを撮ろうとしている時に来てしまって間に合わないので あきらめました。 撮れなかったものの、ゲート(T1の南ウイング)に入るところはさくらの山からでも確認できました。 とりあえずは成田での見納めでした。

MSを撮り逃してもカタール(QR)は撮れるだろうと思っていたら、30分くらい遅れて来たせいで 暗くてまともに撮れませんでした。夕方の30分の違いは死活問題です。なんでこの日に限って遅れてくるのか。腹立つ。

アエロメヒコ(MA)はまたしてもオールドカラーでした。 わざわざ行った時はいつもオールドカラーでニューカラー(めずらしいわけでもないのに)は一度も見たことがありません。 エバー(BR)のキティ(A332)も撮れなかったし、 チャイナカーゴやMASカーゴも撮れなかったし(来ない曜日だったらしい)、撮れなかったものがたくさんありました。 1日だけでは難しいですね。 それなりに成田に通っていないと撮りきれないわけで、1年も行っていなければ撮れてないものがたまるのも仕方ありません。

撮りに行っていない間にA滑走路の拡張が行われて南側(RW34L側)が延伸されていたのですが、遅ればせながら今回が延伸後初めての撮影でした。 RW34Lの着陸地点が南側にずれたおかげで、周辺での見え方もかなり変わっていました。 朝方のRW34L着陸機の撮影は腹を見上げるような感じだったのが解消されたのが良かったです(つまり 撮影ポイントでの飛行機の高度が低くなって見栄えが良くなった)。

ちなみに、この日は朝のみRW34使用で、9:00くらいにランウェイチェンジになり夕方までずっとRW16使用でした。 なので畑側からの撮影環境はつかめていません。


航空科学博物館から見るRW34Lの着陸機
以前より低い位置で撮れるようになっていた



羽田空港(2013年4月6日)

東京ディズニーリゾート30周年記念のJALハピネスエクスプレス(B777−200)を撮って来ました。 羽田を中心に飛んでいてフライトスケジュールが毎日公表されているので撮りやすいといえば撮りやすいのですが、 天気だったり使用ゲートだったりの関係でどうも思ったようには撮れませんでしたが、とりあえず撮ってきました。

左右で絵柄が違うので(ポートがミッキーとミニーでスターボードがドナルドとグーフィー)、 どちらもきれいに見やすく収めるのは1回のチャンスでは難しそうですが、特別塗装機にはよくあることです。 今のところB772(JA8985)の1機だけですが、全6機(B772x2、B738x4)が就航予定らしいので、 ぼちぼち撮っていこうと思います。絵柄が何種類になるかは分かりませんが。

羽田といえばデルタ(DL)のロサンゼルス線(DL637/636便)が夏スケジュールから B767−300ERでの運航になってしまいました。当初のB747−400から始まってB777−200、A330−200を経て ついにB767−300ですか。どんどん小型化されますね。よほど客が少ないのでしょうか。 6月から開始されるシアトル線(DL581/580便)がB763ERなので羽田で見られる機種が増えて良いと以前の記事で書いたばかりなのに 両便ともB763ERになってしまうとは。

夏スケジュールになって使用ゲートも変わっています。 DLはほぼ134番スポットのようで、たまに114番ゲートを使用するようです。撮影するなら114番ゲート使用日が良いです。 逆に毎日ゲートを使用するようになったのがガルーダ(GA)で、いつも108番ゲートを使用しているので撮影条件が良くなりました。 タイ(TG)も毎日ゲートを使用するようになりましたが、105番か106番ゲートなので撮影条件は悪化したといえます。 ハワイアン(HA)とエアアジアX(D7)は、ほぼ交互にゲートとスポットを使用するのは変わっていません。 シンガポール(SQ)も変わらずです。

国際線ターミナルの展望デッキはまだ工事中
3月30日終了予定だったが・・・T1の展望デッキの工事も全然終わらなかったが、これもそうなるのか?
工期はそんなにいい加減で良いものなのか?

前回の記事に書いたとおりシンガポール(SQ)の早朝便(SQ636/635便)が夏スケジュールから A330−300での運航になっているのですが、今朝はB777−200ERが来ていたようです。 何か急な変更でもあったのでしょうか。SQでは珍しい機種変更です。 B772ERはもう来ないと思っていたのに、1日だけとはいえすぐに来るとは。 それはともかく、せっかくなのでおめでたいB772ERの写真を載せておきます。 後付けですが、 SQ636/635便は土曜日だけB772ERのようですね。 4月の6、13、20日がB772ERでの運航のようです。その後はA333のようですが。

黄金色の朝日を浴びるSQのB772ER
羽田での最後の雄姿ではないが、3月の終わり頃に撮った写真

機材といえば、大韓航空(KE)の仁川線(KE719/720便)は最近はずっとB737−800でしたが、 夏スケジュールになってB737−900ERが来るようになりました(スケジュール上はA332かB739)。 以前たまたま来た時に撮りに行ってうまく撮れなかったので撮り直しができて良かったです。 逆にB738は明るい時にほとんど撮れていないので全く来なくなってしまうと困りますが。



羽田空港(2013年3月26日)

ソラシドエアーの「くまモンGO!」が本日から就航ということで羽田に撮りにいってきました。 これって「くまモン号」の意味ですよね。語呂合わせが好きなようですねドレミファ空種航空は。 どこかで見たような気もしますが、最近はなんとかジェットが多いようですし、いいんじゃないですかね。

ソラシドエアーは羽田では撮影条件が良いとは言えない(近くで撮れない)ので、部分的に大きく撮ることは出来ませんが、 とりあえず見える大きさのくまモンでよかったです。ソラシドエアーは他にも地域宣伝のロゴが入っている機体がありますが、 これらは拡大しないとわかりにくい大きさなので、見やすい写真はなかなか撮れません。

くまモンを拡大してみた
機体全体写真とあまり代わり映えしない
「神話のふるさと みやざき」を拡大してみた
見難い
「綾ユネスコ エコパーク」を拡大してみた
見難い

そういえば、シンガポール航空の羽田線朝便のSQ636/635便が夏スケジュールからA330−300になります。 現行のB777−200ERになってから夏場に撮りに行かなかったため RW16Rから上がるところを撮れなかったのが非常に残念です。 B772がまた復活する可能性はないとは言えませんが、冬場に復活されても意味はないですし、 フェードアウト態勢に入っている機材だけに(まだ機数は多いですが)難しいかも知れません。



羽田空港(2013年3月13日)

羽田でデルタ航空(DL)のA330−300を撮ってきました。WBCの代表チームがアメリカに行くためのチャーター機ですが、 日本代表用とオランダ代表用の2機(N815NWとN803NW)が来ていました。 DLのA333は珍しくもないですが、羽田には普段来ていない機種なので撮りに行ってきました。

使用ゲートは112番ゲート(日本代表:N815NW)と114番ゲート(オランダ代表:N803NW)だったので 撮影条件は良かったのですが、風が強くてカメラが揺れてしまうし、三脚を抑えるにしても手の振動が伝わらないようにするので大変でした。

試合が長引いたのかどうか知りませんが、30分以上遅れての出発でした。 理由はともかく、関係者はもっとスケジュール管理をしっかりやるべきではないでしょうか。 たとえチャーター便であっても、それに携わる人たちは時間で動いているわけだから。 自分たちは何でも許されると思ったら大間違いです。

DLのA333が2機
手前が日本代表機、奥がオランダ代表機らしい
展望デッキの中央部分が工事中のため横から撮れずに苦しい構図になっている

ちなみに、定期便(DL637/636便:ロサンゼルス線)のA330−200は102番スポットを使用していました。 普段は116番スポットか106番ゲートの使用なので、割を食った感じですかね。 N803NWが114番ゲートが空くまで116番スポットにいて、106番ゲートはANA機が入っていました。

同業者はひとりふたりといったところでした。もう少しいるかと思っていましたが、 羽田ではレアビジターといっても珍しくもないDLのA333でしたし、平日の深夜ということもあるので、 そんなものなのでしょうか。あとは、侍ジャパンを見送る熱心な野球ファンが10人ちょっとくらいいたでしょうか。



羽田空港(2013年3月4日)

普段はB777−300ERで運行されているタイ国際航空(TG)の羽田便(TG660/661)に B777−200ERが入っていたので撮りに行ってきました。機材変更の理由は分かりません。 ノーマルのB773は狙っているのに撮れていないのに、B772ERが撮れるとは。 使用スポットが132番だったのでプッシュバック後に横から撮ることができました(暗いので露出補正をかけすぎて 尾翼のマークがつぶれている)。スポットにいる時に前から撮ったほうが照明下で明るいので、きれいに撮れて良いのですが 照明の柱が邪魔で絵になりません(それでも何枚も撮っていますが)。

TGのB772はノーマルはいろいろなところで何度も撮っていますが、ERを撮ったのはこれが初めてでした。 日本にはあまり来ていないですよね? たぶん。それとも最近はERも来ているのでしょうか (関西と名古屋は来ているようですね)。 いずれにしても成田線はB747、A330、A380になっていて、B772はご無沙汰のようなので 最近は撮影機会がないのですが。なにより成田にはぜんぜん行っていないですし。 B773もERを撮らないうちにA380になってしまいました(つまりTGのB773ERは羽田でしか撮ったことがない)。

TGといえば、羽田便は6月からB747−400での運行になります。機材大型化は結構なことですが、 1月の大雪の翌日に無駄足を踏んで羽田に撮りに行ったのはなんだったのでしょう(前々回の記事参照)。 それはともなく、B747に変更になるまでにはノーマルのB773を撮りたいところです。

ところで、しばらく羽田に行っていない間に、国際ターミナルの展望デッキが工事中になっていました。 フェンスの増設改修工事のため展望デッキの中央の出張った部分が閉鎖されていました。 どんな工事なのかは分かりませんが、結果的に撮影環境が悪くならなければ良いのですが。 工事期間は3月30日までということですが、中央の改修が終わったら両端もやるとか言わないでしょうね。 そうなると撮影にかなり影響が出てきます。この手の情報は国際線ターミナルのホームページに出ていないんですよね。 それくらいの情報は提供すべきでだと思うのですが。

展望デッキの一部が工事中とは知らなかった
3月30日まで

さらに、羽田といえば、ガルーダ(GA)のA330−200。 スケジュール上はA330−300での運航に変わりはないのですが、2月になったとたんにA332が入りだして、 ほとんど(20日くらい)がA332での運航でした。去年必死にA332を追いかけていたのは何だったのでしょう。 去年の苦労の有り難味がなくなってしまった感じです。利用客が少ないのか機材繰りなのかは知りませんが。 そして、3月になってからはずっと運休です。そんなに客がいないのかと思いきや、機材繰りがつかないので 6日間運休ということらしいです(実際はもっと運休しているように思いますが)

次にキャセイ(CX)です。現在の羽田便は2便ともB747−400で運航されていますが、 夏スケジュールから昼の便(CX548/549)がB773ERでの運航になります。以前に戻ったような感じですが 最初の頃のようにいろいろな機材が来るほうが面白くて良いです。

次はデルタ(DL)。シアトル線が6月についに開始されます。機材はB767−300ERです。 羽田着(DL581)が23:30で羽田発(DL580)が01:30なので、以前のデトロイト線の時のような早朝枠ではないため 明るい時に撮ることはできませんが、撮影可能機種が増えるのは良いことです。

6月の羽田の夜はかなり変わりますね。前回の記事で書いたEKの羽田線開始、DLのシアトル線開始、TGの機材変更。 6月の初め頃は夜の展望デッキが混雑しそうです。

ついでに成田の話題も。エジプト航空(MS)の成田便は現在はB773ERでの運航ですが、5月からB772ERでの運航になります。 MSのB773ERはまだ撮っていないので、日が長くなったら(夕方でも撮れるようになったら)撮りに行かないと・・・

後付けですが、 5日にまたしてもB772ERが来ました。3日と同じ機体(HS−TJS)です。 ここにきてのダウンサイジングの連発とはどうなっているのでしょう。乗客が少ないのか、機材繰りのためなのか。 ちなみに3日の時は10分近く早い出発だったので、客は多くはなかったと思います(満席だったとしてもB773より少ないわけですし)。

いずれにしても、連続で来られると、せっかく撮ったものの有り難味がなくなってしまいます。 つまらない自己満足なのですが・・・ 前回うまく撮れてなければ再訪をものすごく喜ぶくせに、わがままなものです。 5日に来たのがB772でもノーマルだったら喜んで出かけていくところでしたし、 3日に撮ったのが露出が合っていなかったので撮り直したい気持ちもなかったわけではないですが。

それどころか、6日も7日もB772ERですよ。どうなってるの?




B787の報道について(2013年1月29日)

撮影に出かけたわけではないのですが、最近のB787の報道についていろいろ言いたくなったので書くことにしました。 長いですが気が向いた方は根気強く読んでみてください(拾い読みでもいいですが)。不機嫌モードでいきます。

B787の現状(バッテリーの発火事故で運行停止中)については書くまでもないが、それに関する報道の無責任さには腹が立つ。 当初は準国産機などとさんざん褒めちぎっておいて、いざ問題が見つかると手のひらを返したように批判し始める。それが最初から分かっていたがごとく。 評論家だの事情通だの記者なんてものは、自分がわかっているように言いたいだけで、 うまくいっている時は無批判礼賛、何かまずくなるとあら捜しを始める。 自分たちが世論をリードしているつもりらしいが、世間の風向きが変わりそうになれば態度を急変させる。 主義主張があるようなことを言っても、やっていることは風見鶏。報道の正義だかなんだか知らないが、偉そうなこと言うわりには無責任。

偉そうなことを言うなら、問題の原因を言い当ててみろと言いたい。それができないのなら、批判も的外れということになる。 原因も分からないのに問題と関係のないことを批判をして無責任だとは思わないのか。

批判することを否定するつもりはないが、的外れな批判や何を今更言っているのという批判が多すぎる。 後出しじゃんけんがずるいことを知らないのだろうか。卑怯なんだよ。批判するならもっと責任を持てよ。

そして、その無責任のろくでもない記事の究極が ロイター(Reuters)の記事(Japan Eased Safety Standards For 787 Rollout)である。 まったくもって的外れな記事なのだが、瞬く間に世界のあちこちで引用されてしまった。 まともに考えれば、批評にも値しない内容なのだが、世の報道機関は何かと騒ぎ立てたいらしい。 世界の通信社なんてものは、ジャーナリズムだかなんだか偉そうに言うが、たいていはろくな記事を書かないし、 それを引用する側もろくに検証しもしない。報道機関なんてものはジャーナリストは正義とか思い込んでいる連中ばかりだし、 報道を見聞きする側もそんなふうに思っていて簡単に躍らされてしまうおめでたい連中が多いから、そうなってしまうのだろう。

肝心の内容だが、その要点は以下のようになる。

B787(日本企業が35%を製造し、日本の航空会社が導入する)の早期導入を図るため日本政府が安全規制を緩和した。 最初はANAとJALからの働きかけだったが、最終的には審議会の答申によるもである。 B787の導入による利益を早期に得られるようにするための規制緩和であった。

規制緩和の内容は以下のものである。
(1)パイロットがB777からB787へ移行する場合の試験の省略
(2)ETOPS取得のための時間短縮
(3)B787のフライト間の検査の省略(ANAはルールに関わらず行っている。JALも国際線は行う規定なので行っている)

規制緩和と今回の問題との因果関係は見つかっていない。また、規制緩和がなかったら今回の問題を早期に発見できたとはならない。

ANA、JAL、ボーイングはコメントしていないが、航空局の担当者は、他国に比べて劣る基準ではなく実利的な変更だとしている。

規制緩和は、ボーイングと日本企業、ANA、JALの関係の深さを示すものである。 エアバスは入り込むのに失敗した。多くの日本企業がボーイングと関わっているが、 「ボーイングが意図的に政治的にB787の損失を日本企業に負わせようとすると、大きな損害をこうむることになる」(飯島勲氏談)。

このろくでもない記事の作者は、Mari Saitoという日本人らしき人物で、ほかにも数人の日本人らきし名前が列挙されていた。 そこで、何か日本の報道でもあるのかと思って調べてみたところ、 共産党の機関紙しんぶん赤旗の1月20日の記事にたどりついた。 この手の言いがかりネタを見つけてくるあたりは、さすが共産党というしかない。

記事の内容だが、

日本政府がB787の運行停止を決めたのはFAAの運行停止命令が出た後であり、“後追い”“受け身”である。
輸出国ですでに検査済みの輸入航空機は書類検査のみのため、国交省の航空機の安全審査に責任を持つ姿勢が弱い。
ETOPSは1時間までだがB787は「エンジンの信頼性が向上した」として3時間とされた。
規制緩和の内容についてはロイターの記事の3つと同じ(というよりロイターの記事がこれのパク*いや英訳らしい)。

ざっとこんなところだが、この批評にもあたらない糞記事をぶった切っていくことにする。 このくだらない記事をわざわざ取り上げていちいち細かく書くのは馬鹿らしいといえば馬鹿らしいし、 無視すれば良いことかもしれないが、それでも面白くないので書かずにはいられない。

順番からして、まずは赤旗の記事。

運行停止については、各状況を十分に検討する前に安易に運行停止にするのは無責任であり、 ANA、JALが自主的に停止している段階で急いで停止命令をだす必要もない。他国で停止しようとしたところもない。 その後、B787製造国であり認証国であるアメリカのFAAが運行停止命令を出したのだから、それに従うのは当然。 各国ともこの流れなのだから、各国とも“後追い”で“受け身”といことになるが、この記事の作者は分かっているのだろうか。 日本政府の批判をしたいようだが、周囲を見れていないのが丸出し。 ボーイング機に対してアメリカの後追いをするのは当然。日本だけスタンドプレーをしなければ受け身とか 何を言っているのか。大事なことは先か後かの問題ではなく、適切な判断ができたかどうかということであって、 今回は判断過程でFAAの運行停止命令が出て、それに従ったというだけでしかない。

FAAやEASAで認証された航空機が書類検査のみになるのは当然。 某パイロット(この人は日航整理解雇撤回裁判原告なので航空会社や政府に対して批判的らしい)の 「日本独自の検査機関としての姿勢が弱い」というコメントから上記のような安全審査に責任を持つ姿勢が弱い ということになったのだろうが、そんなことを言うのは頭が弱い。

航空機の認証にどれだけの手間がかかるのか知っているのだろうか。日本でそれだけのことをやろうとしたら間違いなく破綻する。 政府機関もメーカーも。日本にはそれだけの設備(ハード、ソフトとも)が整っていないし、あったとしても、 試験のための機材や書類を用意するメーカーの負担(手間、金、時間)は莫大になる。 莫大な負担の認証試験を何故複数個所で行わないといけないのか。 そんなことを各国が始めたら航空業界は間違いなく破綻するが、日本だけは特別にやるべきとでもいうのか。頭弱すぎ。

ETOPSは1時間までとか、いつの時代の話をしているのか。現代機ではETOPS180(3時間)は当たり前。 何もB787に始まったことではない。それどころかB787は300オーバーを狙った機体ですらある。 何故ここで的はずれなETOPSなのかというと、ETOPSの話はこの後の規制緩和の話につながるから、 ここで話を出して言いがかりをつけていると思われる。

ETOPSに関する言いがかりとしては、上記某パイロットの「海の真ん中で火災が起きれば、 エンジンが無事でも深刻な事態に陥ります。その危険性も踏まえ、FAAより先に国交省は運航停止させるべきでした」 というコメントを載せているが、ETOPS180が当たり前で3発以上であれば対象でないことを知っているはずの パイロットが何を言っているのか。現代機はみな海の真ん中を飛んでいてB787だけが特別ではないし、 ETOPSのせいで危険なわけでもない。ETOPSが問題だというのなら、B787が4発だったら問題なかったというのか。 そうはならないだろ。つまりETOPSとは関係のない話なのだが、ど素人の共産党員が言うならまだしも、 分かっているはずのパイロットが理論のすり替えをしているところに悪意を感じずにはいられない。 さらに、そこからFAAより先に運航停止にさせるべきとは理論が強引すぎる。 運航停止については先に書いたとおりだが、先とか後とかに拘る連中が多すぎる。 こういう連中は何でもアメリカ追従だの自主性がないだのとわめきたがってたちが悪い。

規制緩和の(1)については、製造元のボーイングがB777からB787にすぐに移行できると言っているのだから 移行できて当然(申請、審査、承認の流れはあるが)。エアバスにしても各機種の共通性をうたい文句に売り込みをしているわけで、 それを無視して規制をかけていては、航空会社にもメーカーにもメリットはないので、認められるのはどこの国や地域でも当たり前のこと。 日本やB787に限ったことではない。

規制緩和の(2)については、ETOPSを認証するのはFAAであって、FAAの決めたことに楯突いて日本で規制をかける必要などない。 上記の認証試験の話と同じで、日本で認証などできないのだが、日本で認証しているとでも思っているのだろうか。 ソフト(運行者の能力)を認定するのが日本の規定であってもハード(航空機)がFAAで認証されていれば所詮FAAの追認でしかない。 ソフトの認定条件をいじったところでハードの仕様上の性能が変わるわけではない。 下手なメンテナンスで機体の性能が変わるとか言いがかりをつけるのなら(航空会社に失礼だが)、 当該航空会社だけ認定を取り消せばよい話であって、それは航空機の問題ではなく航空会社の問題。

規制緩和の(3)については、技術が進歩すればルールが変わるのは当然。B787だけでなくB777も同様だし、 日本だけが省略しているわけでもない。 上記の(2)とも共通するが、機体自体の性能の向上、異常の検出/通知システムの向上、メンテナンス技術の向上などに合わせて 規定が変わっていくのは当然であり、非効率的な規定にしがみつこうとするほうが異常。 そこに問題があると言うのなら具体的かつ理論的に示すべきで、緩和されたからけしからんというだけでは何の説得力もない。 ましてや、点検の時間や手間が減ることで人員削減に繋がるから良くないと言うのは全く別次元の話である(勝手に労使交渉やってくれ。 世の労働者はみんな大変なんだよ。 自分たちは特別だから他の労働者と一緒にするなという態度でいながら、立場が悪くなると世間に理解を求めようとするのは虫が良すぎる。 おっと本題からそれてしまった)。

だいたいにおいて、上の3つの規制緩和はB787の構造やシステムとは何の関係もない。 バッテリーや電気系統が問題視されている時に、これらを結び付けようとするには理論に無理がありすぎる。 そもそも問題でも何でもない。それくらい分かるだろ誰だって。

そして何よりもB787はFAAが認証したものであって、FAAの認証に日本の基準など全く関係ない。 そもそも上の基準は運用基準でしかない。日本の運用基準が緩和されたら、機体の耐空性に関わるFAAの認証基準が変わるとでもいうのか。 運用基準と耐空性基準を強引につなげて問題の根とでも言いたいような書き方が大問題。 知らずに書いているのなら大馬鹿者だし、分かって書いているのなら邪悪な精神の持ち主ということになる。

言うまでもないが、航空機の構造やシステムに関するものは耐空性基準に基づいて審査、認証される。 運用基準は認証された製品(航空機)をどうように使うかということでしかなく、製品の本来の性能にまで遡って影響を与えるものではない。 それでも、使い方が悪いから問題が起きたとアホな言いがかりをつけたいのなら、日本だけで運行停止にすれば良いだけであって、 世界で運行停止にする必要などないはずだが、そうはなっていないだろ。 子供でもわかりそうなことだが、大の大人が、しかもそれなりに教養がありそうな人が、何を無駄に騒いでいるのか。

結局のところ、B787に関連して不当な規制緩和を行い、それが今回の問題にも繋がっているし、政府は無責任だと スキャンダラスに書きたてて政府批判をしようとしているだけ。言いがかりもいいところの悪意むき出しの記事というしかない。

規制緩和にいちゃもんをつけるのならば、LCCから要望が強いといわれる乗客搭乗中の給油制限緩和などについても書けよ と言いたい。B787に関連できそうなところを無理やり引っ張りだしているだけで、所詮は理論に無理がある。 卑怯で無責任で醜いんだよ。

そして、この悪意むき出しのろくでもない記事を引用したのがロイター。

「日本がB787のロールアウロのために安全基準を緩和した」という記事が世界を駆け巡ったわけだが、 この時期にこのような記事をかけば、問題がそこにあると捉えられるのは分かりきったことで、 それを狙った悪意に満ちた記事だといえる。

赤旗の記事が政府の対応を批判するのが中心であるのに対して、 ロイターの記事は産官一体となったスキャンダル風の仕上がりになっている。 日本政府が航空会社やメーカーと一体となってB787のために規制緩和を行った。 日本企業はボーイングとの関係が深く、問題となったバッテリーも日本企業が作っている。 それが問題に繋がったのではないかと導ことしている。

日本の政府機関はルール変更のために有識者の審議会を開くことがよくあるとは記述しているし、 規制緩和と問題の関連性は見つかっていないとも書いてあるし、 セールスに政府が積極的に関わるのは普通だというコメントも載せているが、 所詮は言い逃れの材料でしかなく、特定の方向に意識を導こうとしているのは変わらない。 関係がなさそうですよというコメントが入っていようが、 そもそも全く関係ないこと(日本の運用基準とB787のシステム)を持ち出してきてわざわざ書いているのだから そういう意図があるのは明白(そうでなければ社会生活に支障をきたすレベルの大馬鹿者)。 ヨーロッパ(イギリス)のロイターは、日本で成果を上げられないエアバスの敵討ちでもしたいのだろうか。

規制緩和の内容は赤旗の無理な理論をそのまま書いているので、かなり無理があるが、そんなのお構いなし。 普通に考えれば、B787を認証するのはFAAであって、日本が規制を緩和したところで何の影響もないのは分かるはずだが、 そんなことも構わず、日本叩きが好きな欧米の糞メディアどもが喜んで配信している。不愉快極まりない。

そんな欧米通信社に悪意のある記事を書いている日本人も糞野郎だが、 そもそも通信社の日本人記者のほとんどは売国奴であるから、さもありなんと思われる。 とにかく、ろくでもない記事を書くなと言いたい。

この辺で通常モードに戻って、話題を少し変えます。

報道のなかにはど素人な内容もあったりしますが、気になるのが過電圧と過充電です。 どうも区別が出来ていないように思います。当局の発表でも何を過電圧、過充電と言っているのか良く分からないし、 報道ではなおさらです。こちらは電池まわりのシステムが専門なわけではないので、よくは分かりませんが、 言っていることが何か違うように思います。この辺は問題の原因がはっきりすれば分かるでしょう。

無責任でいい加減なマスコミ連中は置いておくとして、当局の人たちはどうなのでしょう。 机上で理論をこねくりまわすのが得意な優秀な人たちのようですが、所詮は理論屋さんで、実務がどこまで出来るのか疑問だったりします。 いろいろなアドバイザーなる人たちもいるようですが、この人たちの実用上のトラブルシュート能力もよくわかりません。 一番役に立つのはメーカーのエンジニアですが、当局主導で制約もあって思うようなトラブルシュートが出来ないので、 作業の進捗は芳しくないでしょう。ましてや複数のメーカーが作った複数の機器からなるシステムでは、なおさら トラブルシュートは困難になります。インテグレーター(ボーイングか電気システムのインテグレーター)がいるにしても、 当局主導でどの程度進むのでしょう。当局の人間に実用上のトラブルシュート遂行能力は期待できないでしょうから、 そのような人間がトラブルシュートを仕切っていたのでは、進捗が悪いのも当然です。 理論と実際は全く違うんだよ! これが現場の人間の意見です。ちなみに私は回路設計エンジニアです。

あと気がかりなのは、ボーイングのエンジニアの組合が労使交渉で有利な条件を引き出すための材料にしようとしているのではないか という話があることです(ボーイングとしては今エンジニアにストライキをされては困るので)。 そんなことから、自分たちの濡れ衣を晴らそうとしているエンジニアたちとは温度差があるのではないかと思ったりもしますが、 内部のことは外からは分からないので、うかつなことは言えませんし、24時間体制で作業している人に失礼になりますが、 B787の納入が遅れた理由の一つが製造ラインのストライキだっただけに歴史は繰り返すにならなければと思います。 ちなみに、組合のトップ(エンジニア出身ではない)は強硬派ですが、多くのエンジニアはそんなに強硬ではないようです。

構造や推力系だと全く分かりませんが、今回は電気系だったので書いてみました。 濡れ衣を着せられているかもしれない各メーカーのエンジニアに同情しつつ、すっきりしない問題に腹立たしく思ったりもします。

ということで、問題解決がいつになるのやら。その間に糞マスコミのろくでもない記事が出てくるのが不快でなりません。

=====================================================

最後に気を取り直して、うれしい記事を書きたいと思います。

昨年の航空協議で中東御三家が2013年の夏スケジュールからの羽田の深夜枠を獲得していたので、 羽田線開設の発表がいつあるのかと期待して待っていましたが、ついにエミレーツが羽田線を開設します。 これをうけて残りの2社(エティハド、カタール)がどうでるか注目ですね。

詳細は、6月3日からのデイリー運航で機材はB777−200LR。時刻は以下のとおりです。

EK312 羽田着00:01
EK313 羽田発01:30

羽田に最初に着くのは3日→4日のタイミングです。つまりスケジュール上は最初の到着も出発も6月4日です。

何番ゲート(スポット)を使うかも注目です。 到着は11時台の後半あたりになるでしょうからゲートは埋まっているので沖止めかもしれませんが、 23:40に出発するJALのホノルル便(113番ゲート)、シンガポール便(114番ゲート)の後に入ってくれると うれしいのですが・・・6月には状況も変わっているかもしれないですし、その時までのお楽しみです。



羽田空港(2013年1月16日)

普段はB777−300ERで運行されているタイ国際航空(TG)の羽田便(TG660/661)が 15日はB747−400で運行されました。 フライトトラッキングを見たらB744が飛んでいて、羽田空港のスケジュールもB744になっていたので、 まさか今日から機材大型化なのかと思いましたが、翌日以降のスケジュールはB773ERだったので、 この日だけの機材変更だったようです。理由は分かりませんが。

大雪の翌日で道路の状況が悪い時に何で来るのとは思いましたが、最初で最後のチャンスになるかもしれないので、 考えた末に羽田に行くことにしました。余裕を持って羽田に着いて5F館内でカメラのセットアップをして、 いざ展望デッキに出ようとしたら「凍結のため閉鎖」になっているではないですか。 インフォメーションで確認しても開放の目処は立っていないということで、成す術がありませんでした。 館内から見る限りでは何もないように見えたのですが・・・

道路状況の悪い中、神経をすり減らして運転して車は泥だらけになって、わざわざ来たのに酷すぎる。ふざけるな! 怒りたいにも、怒りよりも落胆のほうが大きかったので、さすがに萎えました。 俺は一体何をやっているんだろう。

そのまま帰って来たくもなりましたが、それも腹が立つので、ろくでもないカス写真でも1枚は撮ろうと思って 館内(5F広場)から撮影してみました。132番ゲート使用だったので到着と出発を撮れました。 どちらもろくでもない写真でしたが、特にプッシュバック後に横から撮ったものは、 想定以上に長くプッシュバックされてしまったため、場所が合わずに機体の下半分は隠れるし機首は見えないし最悪でした。 もう少しまともなものが撮れるのではと思っていたのですが、残念すぎます。

このろくでもない写真を撮るために待っていたのに、TGの出発は遅れるし、そのおかげで他の便の出発と重なって さらに5分以上スタンバイさせられるし、早くプッシュバックしろよ!と怒鳴りたくなりました。

館内(5F広場)から撮影
ろくでもない写真でも撮らないと気がすまない
何の機種だか分かり難いが、紛れもないB747−400
ギャラリー掲載写真は別の写真だが、それもカス (6月に撮り直した)

後付けですが、金曜日の夜はTGのノーマルのB773が来ました。 以前から書いているように狙っていた機材ですが、都合が悪くて行けなかったのが残念です。 前回来たのが11月の終わり頃で雨が降っていたため行けず、今回も駄目で、 先日のB744と同様にTGにはめぐり合わせが悪いようです。次の機会はいつになるのやら。

金曜の夕方に展望デッキについて羽田空港に問い合わせてみました。 一部に雪が残っていてカラーコーンで立ち入りを制限しているが、展望デッキには出られるとのことでした。 雪の処理くらいさっさと済ませろと言いたい気もしますが(それも企業努力のうちでしょ)、 とりあえず展望デッキに出られるので良いとしておきます。どの程度制限されているのかは分かりませんが。




羽田空港(2013年1月12日)

シンガポール航空(SQ)のA380を羽田で撮ってきました。 何故羽田でA380が撮れたかと言えば、SQ1便のダイバートです。ダイバートの理由は不明ですが (月刊エアラインによると急病人がでたためらしいです)

金曜の夜に夜更かしをしてしまって寝ようと思ったものの寝る前にフライトトラッキングを何気なく見てみると SQ1便が羽田に向かっているではないですか。すでに東京湾上にいてRW34Rに向かっていました。 SQ1便と言えばサンフランシスコから香港経由でシンガポールに行く便で、以前はB777−300ERでしたが、 今月からA380が投入されています。それが羽田に来ているのだから行かないわけにはいきません。 毎度書いていることですが、成田でいくらでも見られる機材でも羽田で撮ることが特別なのです。

まさに羽田にアプローチしている時に気付いたわけですが、これが深夜(早朝?)の4時少し前です。 出かけると決めたものの準備等に思いのほか時間がかかってしまい、羽田に着けるのは早くても5:30になってしまいそうでした。 5:30ということはSQ1便が羽田に到着してから1時間半も経っているわけで、すでに出発してしまっている可能性もあります。 SQ1便が羽田に寄った理由はわかりませんが、フライトトラッキングで飛行経路を見た限りでは、 たいして緊急ではないような感じもしたので1時間半で出て行ってしまう可能性は高いかもしれないと思いました。 それでも、今年一発目の運だめしだと思って出かけました。

SQ1便の飛行経路
予定の飛行ルート(青い破線)にたいして、カムチャッカ半島の手前あたりから進路が変わっているのが分かる。 この辺から羽田にダイバートすることになっていたとすると、たいして緊急ではないような感じもする。

左図は、FlightAwareのトラッキングマップを使わせてもらいました。


ちなみに、SQ1便の飛行ルートは大陸上空を飛ぶルート設定が多いようだが、 日本の上あたりを飛ぶルート設定の場合もある。 いずれにしても、通過するのは今回の時間よりも1時間半から2時間くらい早い時間帯。

ちょうど5:30に国際線ターミナルの展望デッキについたのですが、 その時にはすでにプッシュバックされていてトーイングカーを外しているところでした。 せっかく来たのにギリギリで撮り損なってしまうという最悪の事態が頭をよぎりながらも、 急いでカメラのセットアップをして間に合いました。結局そのあと10分以上そのままだったので十分に撮影できました。 使用ゲートは107番(現状では唯一のA380対応ゲートのはず)だったようで、斜め後ろからの撮影になりましたが 撮れて良かったです。欲を言えば、A380がゲートにいる時に間に合って、 SQ636便のB772ER(110番ゲートを使用)とからめた写真も撮りたかったのですが、贅沢は言わないことにします。

プッシュバック後なのに・・・
荷物室を開けて作業しているとは
このおかげで撮影する時間が十分あったのかもしれない

その後SQ1便はフォローミーカー(先導車)の誘導でタキシングを開始し、 5:55にRW16Lから香港に向けて離陸して行きました。着陸から離陸まで2時間の滞在でした。

ちなみに、同業者は4、5人はいたようです。たまたま来ていたのかSQ1便の情報をキャッチして来たのかは知りませんが、 たまたま来ていたとしたら何と運の良い人なんでしょう。

家に帰ってからシンガポール航空のサイトでフライトステイタスを確認したら、羽田の出発予定時刻は5:20だったようです。 実際の出発(プッシュバック)が5:29だったのでギリギリ間に合ったということになります。 出かける前に見ていたら諦めていたかもしれないので、見ないで行って良かったです。 運だめしはラッキーのほうに転んだようです。 ついでに書いておくと、到着予定時刻は3:50で実際の到着時刻は3:56となっていました。 この6分の遅れが9分遅れの出発につながったのかどうかはわかりませんが。

この日は、SQが新たに5機のA380を発注したという記事を見たばかりで、 いずれは羽田線もA380になるのではないかと思ったところにA380のダイバートだったので 不思議なめぐり合わせだと思いました。 いずれは羽田でSQのA380を撮ったからなんなのという状況になるかもしれませんが、今はとにかく貴重なんです。

SQ1便のダイバートを撮れたので調子に乗って書いてしまいますが、実はダイバートを狙っています。 主なターゲットはSQ22便(シンガポール→ニューアーク)、SQ38便(シンガポール→ロサンゼルス)で 共にA340−500で運行されていて、夜間に日本の近くを飛んでいるので何かあれば羽田に来る可能性があります。 SQのA345は日本では見られない機材なので、これが実現すれば貴重です。

もう一つが中国南方(CZ)のA380で運行されているCZ327便(広州→ロサンゼルス)です。 これは夜中に日本の上空を飛んでいるので、こちらも何かあれば羽田に来る可能性があります。

ダイバートなんてものは航空会社にも乗客にも厄介なだけだとは分かっていますが、不謹慎にも密かに期待しています。 フライトを常時トラッキングしているわけではないですし出来るわけもないので、確実に掴めるわけではないですが、 なるべく確認するようにしていれば今回のようにチャンスを掴めることもあると思っています。

なお、この日のその他の収穫はほとんどありませんでした。何故かJapan. Endless Discovery.の機体がいっぱいいましたが。 ここのところJALの新塗装のワンワールドカラーのB777−200ER(JA708J)が羽田に張り付いているので、 これを撮りたいと思っていたのですが、狙っていた朝着のJL42便は通常塗装のB772ERでした。 残念なことにJA708Jは昨夜のJL41便でパリに向けて飛んでいたので、帰ってくるのは明日の朝になります。




過去の遠征記1 過去の遠征記2 過去の遠征記3 過去の遠征記4 過去の遠征記5
過去の遠征記6 過去の遠征記7 過去の遠征記8 過去の遠征記9 このページのトップ
過去の遠征記11 過去の遠征記12 PHOTOSに戻る